eスポーツってどんな競技?

「ゲーム」なのに「スポーツ」

日本ではゲームを言うと、遊びや娯楽といった捉え方が多く、あくまでも趣味として行うものという認識が一般的です。

しかしスポーツという言葉は本来「楽しむ」「競技」という意味を持っており、欧米ではこの概念が浸透していることからチェスやビリヤードなどもスポーツとして考えられています。

JeSPA(一般社団法人日本eスポーツ協会)によると、「eスポーツ(e-sports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称」と定義されています。

つまり、今まで私たちが遊びだと思っていたゲームの対戦を、スポーツ競技として行っているということです。

分かりやすく言い換えるならば、体を動かすスポーツとは異なり、「頭を使って戦略を考えたり、操作技術の向上を行う知能的スポーツ」ということになります。

頭を使って戦う囲碁や将棋が、スポーツとして捉えられているということと同様です。

eスポーツは、2017年4月にアジアオリンピック評議会にも認められており、今後様々な大会が開催される様になる可能性があります。

また、認知度がより広まれば、アジアだけでなく世界的に開催されるオリンピックの競技として承認されることも夢ではありません。

eスポーツってどんな種目があるの?

JeSPAによるeスポーツの種目は、全部で8種類存在しています。

「FPS(シューティング)」「格闘ゲーム」「スポーツ」「RTS(戦略ゲーム)」「MOBA(マルチオンライン)」「パズル」「オンラインカード」「モバイル」が種目となります。

海外ではどれもeスポーツとしてメジャーに捉えられていますが、日本ではまだスポーツとしての認識は低いのが現状です。

海外では多くの大会が開催されているものの、日本では数える程しか行われていないので、今後世界と戦える有力なアスリートを選出するためには、より認知度を高め、育成環境を整わせていく必要があります。

またeスポーツは業界としてはまだまだ発展途上にあるため、他のスポーツに比べると規制やルールが定まっていないというのも懸念されています。

この辺りの問題点が解消されてくれば、日本でも競技化される可能性が大きくなるでしょう。